会長 年頭の挨拶

 当ホームページをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。
輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。年頭にあたりまして、皆様からこれまでに賜りましたご支援やご声援に対して、心より厚く御礼申し上げます。
 昨年は、元旦早々の能登半島地震や異常気象に伴う各地での線状降水帯の発生による水害等、辛く悲しい災害が発生しました。今も不自由な生活を余儀なくされている方々の、平静な日常生活が一日でも早く取り戻せますよう、心より強く願う次第です。
 昨年の千鷲会は、定期総会や各種行事、懇親会等を従来の要領で開催し、新型コロナでの活動自粛による会員相互の結束の低下等、会への影響や今後の課題を認識しました。本年は、当ホームページを含めた会内の情報発信を積極的に行うことで、事業等への参加者の拡大や閲覧の皆様のご理解を一層深め、当会活動の活性化に繋げたいと思います。
 さて、我が国を取り巻く安全保障環境は、中国による台湾併合への一層の圧力強化、ウクライナへのロシアによる侵略の継続と新たに北朝鮮の軍事的介入、イスラエルとハマスとの争いも休戦に向かうのか、あるいは周辺国へ波及し中東地域への紛争拡大となるのか等、混沌とした戦後最も厳しい安全保障環境にあると言われています。
 本年の自衛隊は、改定された3文書を踏まえた取り組み、とりわけ統合作戦司令部の新設、多国間協力の深化等、実効的な防衛力の構築や強化等が推進されるものと考えます。このような状況の中、千歳基地の応援団である基地OB会、千鷲会としても、引き続き後輩たちの活躍を確実に支え、円滑な基地の運営等に貢献できる強固な結束、組織づくりに邁進して行くことが重要であると考えております。
 このため、当ホームページの果たす役割は大きく、更なる内容等の充実を図り、会員や賛助会員の皆様からの投稿やホームページをご覧の皆様からのご意見も賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。
 結びになりますが、皆様のご多幸とご健勝をご祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。 。

千鷲会とは

千鷲会(ちしゅうかい)は、千歳基地近傍に居住する航空自衛隊OB等により組織されています。