令和6年度 基地航空祭

 千歳基地航空祭が9月15日に開催されました。
今年度の航空祭は、基地行事との競合を避けるため9月15日に実施されました。
今年は、働き方改革も相俟ってバス会社はドライバーの確保ができずにシャトルバスの運行を見合わせたが、グリンベルトとの2会場に延べ5万3千人の来場者がありました。
 前日の9月14日は千歳基地に勤務する隊員の家族を招いて、ブルーインパルスの前日訓練が行われましたが、1機に軽微な不具合が発生し、科目としては、編隊飛行は水平飛行だけになったが、単独機科目は殆どを実施しました。
 前夜祭開宴前の会場では第二航空団司令経験者が集まり集合写真撮影を行い、その後に品田千歳副市長の乾杯で前夜祭が開宴になりました。
 航空祭当日は8時45分に、2機のFー15の航過と北部航空方面隊音楽隊の演奏に合わせて、佐藤千鷲会会長と田中第二航空団司令及び横田千歳市長と2人の千歳航空少年団員がテープをカットしました。この後に行われる、救難展示の要救助者役とデモ・スクランブル発進の指令役は、当日来場した小学生の希望者の中から抽選で選ばれました。
 基地体育館での祝賀会は11時30分から、田中第二航空団司令の挨拶に続いて横田千歳市長と4名の国会議員の御祝辞を頂いた後、佐藤千鷲会会長の乾杯の発声で祝宴になりました。
 航空祭のメイン・イベントであるブルーインパルスの展示飛行は、天候の関係で水平科目だけでしたが、緊急発進のため中断され、北の空の緊張を実感する場面もありました。展示飛行終了と共に、飛行場から帰る長い人の列が出来ました。




千鷲会とは

千鷲会(ちしゅうかい)は、千歳基地近傍に居住する航空自衛隊OB等により組織されています。